特別企画シンポジウムSpecial Symposium
日本薬剤学会・日本医療薬学会合同シンポジウム
医療現場におけるバイオ高分子医薬品への期待と課題、これに応える製剤技術
- オーガナイザー
- 山下 富義 (京都大学大学院薬学研究科)
- 崔 吉道 (金沢大学附属病院)
- 後援
- 一般社団法人日本医療薬学会
バイオ高分子医薬品は高い標的特異性により優れた有効性と安全性が保証され、現在では在宅応用も含め多くの患者に使用されている。しかしながら、極めて高価な医薬品であるため、医療現場では治療成績に加え、供給・保存・取り扱いなど管理上一層の配慮が必要となる。今後もバイオ高分子医薬品の利用を推進するためには、医療技術としての費用対効果や利便性の向上といった患者・医療者のニーズに対し、これに応える技術革新と進歩が不可欠である。本シンポジウムでは、バイオ高分子医薬品の製剤開発および医療現場での使用に関する現状と課題を探り、今後の研究開発の方向性を見出したい。
- 抗体医薬品のTDMを活用した個別化医療の実現
- 米澤 淳 (京都大学医学部附属病院)
- バイオ医薬品開発上の課題 -残液量低減と使用性向上など-
- 須藤 浩孝 (アステラス製薬(株))
- バイオ医薬品の治験実施における現状
- 成田 さわな (熊本大学医学部附属病院)
- バイオ医薬品の物流と品質保証
- 野内 俊伸 (KMバイオロジクス(株))